人気者になる
昨日の記事が意外とアクセスが多かったので、
同性からの評価を上げる簡単な方法は「割り勘の端数を出すこと」である
今日は、異性とのデートのポイントを1つお話します。
それは、「盛り上がってるうちに帰ること」
厳密に言うと「盛り上がりのピークを少し過ぎたあたり、グダグダになる前に帰ること」です。
ピーク・エンドの法則
人間の心理の1つに「ピーク・エンドの法則」と呼ばれるものがあります。
ピーク・エンドの法則(ピーク・エンドのほうそく、英語:peak–end rule)とは、
われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則である。
ピーク以外の情報が失われることはないが、比較には使われない。
例えば、あなたは気になるあの人とデートすることになりました。
待ち合わせをして、
ウィンドウショッピング(やや盛り上がった)
↓
カラオケ(すごく盛り上がった)
↓
映画(普通)
↓
ボーリング(盛り上がった)
↓
食事(盛り上がった)
↓
店を変えて飲む(ちょっと盛り下がった)
↓
解散
というコースを歩んだとすると、相手の印象に残るのは、
【ピーク】「カラオケ(すごく盛り上がった)」と【エンド】「店を変えて飲んだ(ちょっと盛り下がった)」だけなのです。
つまり、あなたとのデートを思い返したときに出てくる感想は、
「途中は楽しかったけど、最後はグダグタだったなぁ…違うかな…」になってしまう。
全体として見れば盛り上がった部分の方が多かったにも関わらず、です。
分かれ際の印象はとても大切
デートに限らず、大学生の大半はグダグタになってから帰ろうとします。
付き合いの長い友人同士ならばそれも良いでしょう。しかし、
初対面の相手、デート、或いはサークルのイベントetc
それらの場合は、グダグタになってしまうと相手にマイナスイメージが強く残ってしまいます。
まだ盛り上がってるうちに解散するんです。
そうすれば参加者は「楽しかった」という意識のまま終えることが出来ます。
ベストは「えー!もうちょっとー!!」
披露宴の写真撮影、動物園の触れ合い時間、ホストクラブetc
プロが時間管理するイベントは終了時間をとても大切にしています。
みんなが充分に楽しめるように。
かと言ってグダグダにならないように。
「えー!もうちょっとー!!」という絶妙なタイミングを狙ってお開きにしているのです。
日常の全ての関わりに
相手との関係性によって、一緒にいられる時間は異なります。
小学校からの友人なら丸1日過ごせるでしょうし、顔見知り程度ならば10分会話するのが限界かもしれません。
ここで大切なのは、限界まで引っ張らずに余裕のある段階で切り上げるということ。
小学校からの友人なら、1日ではなく半日。
顔見知り程度なら 、10分ではなく5分で切り上げる。
「あの人といると盛り上がった記憶しかない」
そう思われるようになれば、異性、同性、グループ問わずあなたは人気者です。
まとめ
人間の心理には「ピーク・エンドの法則」があり、経験は"ピーク"と"エンド"だけでしか判断されません。
それをふまえると、グダグダになる前、まだ盛り上がりを感じているうちに解散することで、
相手に「もっと一緒にいたい!」と思わせ、更なる発展を期待することが出来るのです。
また、余談ですが、文章や記事に関しては「最初」と「ピーク」と「最後」が大切だと言われています。
「最初」で読者を引き込み、
「ピーク」で"おおっ!"と感情を揺さぶり、
「最後」で文章全体の印象が決まるという訳です。
つまり、私が最後に書く言葉で、この記事全体の価値が決まってしまうのです。
おっぱい。