仲の良いサークル仲間
「あなたが所属しているサークルのメンバーは本当に仲が良いですか?」
この質問に自身を持ってYESと答えられる大学生はほとんどいません。
イベントや飲み会では仲良さそうにしていても、サークル活動外では全く一緒にいない。
一緒にいたとしても、男女関係絡みばかり。
サークル活動も、それ以外の活動も、卒業してからも、本当に仲の良いサークル仲間って意外といないんです。
なぜでしょうか。
また、どうすればサークルの結束力を高められるのでしょうか。
仲が良いサークルの特徴
仲が良いサークルと、それほど仲が良くないサークルは大体決まっています。
「主となる活動があるかどうか」です。
体育会は仲が良い
例えば、体育会の部活の学生達は大抵仲が良い。
毎日顔を合わし、共通の目標を持ってそれに向かって共に努力する。
野球部なら「野球」
ラグビー部なら「ラグビー」
そういった"主となる活動"があることでメンバーの仲間意識はとても高くなるのです。
部活動ほどではないにしろ、真面目に活動しているサークル(運動系、文科系問わず)もこれにあたります。
活動が少ないサークルは仲が良くない
対して、不定期で活動する文化サークルや、運動サークルとは名ばかりの飲み会サークルは仲が良くない。
「仲が悪い」のではありません。「仲が良くならない」のです。
頻繁に顔を合わせることもなければ、共に努力することもないため、仲が良くなるキッカケがないのです。
表向きは仲が良いように見えても、就活やサークル卒業を機に全く連絡を取らなくなります。
また、サークル員が多ければ多いほどその差は顕著になります。
仲の良いサークルにするにはどうすれば良いか
既に答えは出ていますが、サークル員の仲を密接にするためには、
- 頻繁に会う
- 一緒に何かに挑戦する(そして達成する)
以上の2つを満たすのが最も効果的です。
とは言え、"主となる行動"がないサークルがこの2点を実施するのは意外と難しい。
ならばどうするのか。
「体育館を貸し切ってバレーボール」でいきましょう。
体育館でバレーボール
「体育館を貸し切ってバレーボール」
一見ふざけているようですが、このイベントは人と人が仲良くなる原則を高水準で満たしています。
スポーツは結束力を高めやすい
スポーツって、みんなが仲良くなる最も簡単な方法です。
サッカー、野球、バレーボール、バスケットボールetc
全てのスポーツには必ず勝ち負けがあります。
そして、チーム競技はみんなで試行錯誤を繰り返し、みんなで勝利を目指すもの。
仲良くなる大前提である「共に目標を達成する」ために最も適した行動なのです。
大人数より少人数
人数が少なければ少ないほど、1人1人が触れ合う時間が長くなります。
かといって少なすぎると、「チーム感」がなくなり、サークル全員が仲良くなるまで時間がかかりすぎる。
よって、グループは5~10人で組むのが最適。
そういう意味では、フットサルやバスケなども候補に上がりますが、バレーボールほど柔軟に人数対応できるスポーツはありません。
男女のバランス
当たり前の話ですが、スポーツを男女合同でやるとどうやっても運動能力に差が出てしまいます。
しかし、バレーなら男女問わず中高の体育で経験があり、男女に差が生まれにくい。
さらに、運動能力が劣る人を自然にカバーすることも出来ます。
体育館を貸し切るって楽しい
ところで、体育館を貸し切って遊んだことってありますか?
意外と知られていませんが、市営や区営の体育館は一般人でも簡単に借りることができます。
オマケにレンタル料は全面を借りても1時間2000円弱(自治体による)
バレーボールに限らず、体育館を貸し切ることで自然とメンバーのテンションも上がって楽しみやすくなります。
まとめ
人が仲良くなるためには、
- 頻繁に会う
- 共に何かを目指し行動する
以上の2点を実行するのが大切です。
「体育館を貸し切ってバレーボール」に限りません。
イベントを行い、チームで勝利を目指すことに意味があるのです。
男女のバランス、サークル員の性格、サークルの活動内容etc
様々な要素を考慮して、みんなが楽しめるイベントを計画しましょう。