いつも最終面接で落ちる
エントリーシートは通る。
グループディスカッションも通る。
面接も最初は問題ない。
だけど、最終面接でいつも落ちる。
そんな学生はとても多い。
いつも最終面接で落ちる学生のパターンは大体決まっています。
『熱意』が足りないんです。
最終面接の流れ
最終面接には2つの側面があります。
「役員への確認」と「入社意思の確認」です。
役員への確認
最終面接は社長や役員、人事部長などのお偉いさんが行うのが一般的です。
最終面接の前までは主に人事部が主導して選考を行いますが、人事部はあくまでも"主導"だけであり、選考の最終決定権を持っている訳ではありません。
つまり、最終面接とは人事部が選んだ学生を社長や役員に「これでいいですか?」と確認する作業を兼ねているのです。
一次面接でチェックされた「人柄」をもう一段階深く見られると考えてください。
入社意思の確認
最終面接では必ずこう聞かれます。
「うちが第一志望なの?」
「内定を出したら必ずうちに来るの?」
説明会、選考、パンフレット作成、面接官の人件費、セミナーetc
企業が内定者1人にかけるお金は約100万円と言われています。
それだけお金をかけて内定を出しても、辞退されたり、入社してすぐに辞められてしまっては文字通りお金をドブに捨てるようなもの。
それだけは何としてでも避けなければならない。
そのため、最終面接では嫌というほど「本当に入社するのか」を確認されます。
「弊社が第一志望ですか?」に対する答えとは
「弊社が第一志望ですか?」
そう聞かれると下を向いてしまう学生はとても多い。
分かっています。本当は第一志望じゃないってことは。
だけど、企業からすればここで口ごもってしまう学生に内定を渡す訳にはいかないんです。
繰り返しになりますが、内定一枠100万円です。
入社してもらわないと意味がないんです。
入社しない学生に内定を渡すのは100万円をドブに捨てるのと同じこと。
優秀なあなたが欲しいけど、必ず入社するって言い切れないのなら次点の学生を採用するのは当然のことなのです。
「第一志望です」って言え。入るかどうかは内定をもらってから考えろ
「第一志望って言ってしまったら必ずその会社に入らないといけないんじゃ…」
それはそれ、これはこれ。
確かに内定辞退は半端無く気まずい。確実に引き止められるし、嫌みの一つも言われる。
カレーをぶっかけられたなんて都市伝説もあるくらいです。
だけど、まず内定をもらうことです。入るかどうかはそれから考えれば良い。
どれだけ気まずくても、選考が終われば二度と合わない人たちです。そんな人への「気まずさ」なんてあなたの将来に比べれば小さいことです。
まとめ
最終面接を通過するポイントは『熱意』
最終まで残っているということは、その企業の採用基準はほぼ満たしていると言えます。
あとは「第一志望です!(内定をもらえたら必ず御社に入社します)」と強く伝えること。
その際、「他社と比べてなぜその会社なのか」をはっきりと理由付けることを忘れずに。