面接での態度
面接でのキャラ作りを悩む学生は毎年必ずいます。
(堂々と自身満々に行こうか…)
(いや、やっぱり学生らしく謙虚に…)
(でも堂々としてた方ができる奴っぽいかな…)
考えはグルグルと回ってなかなか結論にたどり着きません。
面接でのキャラ作りなんて考える必要はありませんが、模範解答としては、
謙虚に 堂々と
が鉄則です。
「謙虚に堂々と」って何だ
一見相反する態度の様に思えますが、事実です。
誤解を恐れずに分かりやすく言うと、
「堂々とする」は自信を持って意見を伝えること。
「謙虚にする」は自分の意見を無理矢理貫かないこと。
それでは具体的な説明に入ります。
堂々と
面接は自己PRの場です。
「私は御社に貢献できます」というシンプルな事実をいかに上手く伝えられるかに合否はかかっています。
ここがポイントです。
「私は御社に貢献できると思います。多分…」
なんて語尾を弱める学生を企業は欲しがりません。自分の意見にさえ自信を持てない奴なんて必要ないからです。
自分の意見ははっきりと断言する。曖昧な表現は使わない。
これが「堂々とする」ということです。
謙虚に
堂々とした態度で自己PRをすれば面接官は必ず何らかの反応を返してくれます。
「へー!それは凄い!」と褒めてくれるかもしれません。
「いや、それは◯◯じゃない?」と反対意見を出されるかもしれません。
そんな時、調子に乗って自己PRを続けたり、意固地になって反論するのは「自信満々のバカ」です。
堂々とした態度で話したのであれば、あなたのアピールは充分に相手に伝わっています。
褒めてもらえたのならば、真っ直ぐに相手の目を見てお礼を言う。
反対意見が出たのならば、面接官の意見を飲み込んだ上で意見を返す。
それが「謙虚」ということです。
「謙虚に」「堂々と」は難しい
とは言え、「謙虚に堂々」という態度は非常に難しい。
ならば、意識するのは「堂々と」だけでも構いません。
基本的に学生は面接という場で萎縮しがちです。
慣れない空間、高圧的な面接官、将来を左右するかもしれない時間、堂々とすることの方が難しい。
自然と語尾も弱まってしまいます。
意識してください。
自分をアピールするときに「〜だと思います」「〜かなぁ」などの曖昧な表現は禁止です。
断言してください。言い切ってください。
それだけで堂々とした態度は面接官に伝わります。
もし、それで間違いを指摘されたら、謝ってください。
堂々と。
まとめ
面接の基本は堂々と謙虚に。
ですが、学生は面接で萎縮してしまうことが大半ですので、「語尾を強めること」だけでも意識してください。