広告

真面目な活動をしているサークルに真面目な新入生を入会させる方法を真面目に解説する。

サークル 勧誘

真面目なサークル

先日、サークルに新入生を入会させるコツを解説しました。

サークルに新入生を入会させるための基本戦術と具体的な方法

それを受けて、届いたのがこんな質問。

いつも楽しく拝見させていただいています。
関西の大学生です。
学生団体の代表をしています。
団体の主な活動は途上国向けの国際協力団体です。

(中略)

僕たちの団体は、同じ志を持ち、団体の風紀を乱さない新入生メンバーを求めています。
記事のように誰でも入会できるような団体にはしたくはありません。しかし、20から30人程度の新入生に入会してほしいと考えています。
この場合、どのような新歓方法をとれば人数を確保でき、かつ上記のような新入生に入会してもらえるでしょうか。アドバイスをいただけたら幸いです。

確かに、前回の記事は「とにかく人数を集めるため」のものです。

対象は「テニス」や「イベント」などの、ある程度気楽に楽しむサークルを意識して書いたので、「国際協力」や「起業」などのサークルの学生からすればいささか不躾だったのでしょう。

そこで、今回はマジメなサークルがマジメな新入生を入会させる方法を解説します。

ポイントは2つ

「マジメなサークル」が「マジメな新入生」を入会させるときに意識することは2つ。

  • 大学のサポートを徹底的に利用すること
  • 活動内容を公開する場を設けること

1つずつ解説します。

【1】大学のサポートを利用する

大学生 メンズファッション

サークルは大きく2つに分けることが出来ます。

「大学の認定を受けている"公式"なサークル」と「大学の認定を受けていない"非公式"なサークル」です。

原則として、学内で活動する団体は大学に許可を得る必要がありますが、

  • 明確な罰則がない
  • 大学の施設を使わないなら認定を受けるメリットがない
  • 手続きが面倒くさい

等の理由によって、非公式で活動するサークルが増えています。

しかし、新歓の時期に限って言うならば、大学公認サークルでなければ得られないメリットが多く存在するのです。

ビラ配りから広報誌への掲載まで

新入生 サークル

「ビラ配り」や「ブースの設置」

これらは全ての認定サークルに認められるメリットです。この2つのために認定を受けるサークルも少なくありません。

しかし、大学によっては上記に加えて、

広報誌での紹介、サークル説明会の実施、大学HPへの掲載etc

などの広報活動が許されるのです。

「テニスサークル」や「イベントサークル」と言った同じ活動を行うサークルが多いものは上記のような広報にさほど効果はありませんが、マジメなサークルであればあるほど効果は絶大です。

大学の認定は必ず受け、認定を受けたことで得られるサポートは全てチェックしておきましょう。

学生支援課に行けば分かるはずです。

【2】活動内容を公開する

メンズ 春服

「途上国への国際協力」「起業」或いは「ボランティア」etc

はっきり言えば、これらに興味のある学生は少ない。

「テニス」や「イベント」等であれば10人の新入生に声をかければ3人くらいは「"とりあえず"入っても良いかな」という学生に出会います。一般的なビラ配りなどで効果があるのはこの層です。

ところが、マジメな団体であればあるほど"とりあえず"が少なくなります。おそらく、10人中1人もいない。

その代わり「興味がある学生」はとことん興味がある。勧誘しなくても自分からやってくるかもしれません。

つまり、質問をくれた学生のように「同じ志を持つ新入生」を集めたいのなら、勧誘よりも自分でやってきてくれた方が効率が良い。ここで大切になるのが「探したときにすぐ見つかること」です。

twitter、ウェブサイトetc

サークル 大学

どれだけ真面目に活動しても、それだけで新入生の目に触れることはありません。

新入生が「ボランティアがしたい!大学にそんなサークルはあるのかな?」と考えたときに、すぐ目に付く場所に存在しておくことが大切です。

  • twitterで活動内容を逐一報告する
  • ウェブサイトを作る
  • 上記を「◯◯大学あるある」みたいなアカウントに拡散してもらう
  • フリーペーパーを作る
  • 新歓時期が終わってもビラを掲載しておく
  • 定期的にサークル説明会を開く

大学や活動内容によって適した方法は様々ですが、常にどこかに活動内容を公開しておきましょう。

そうすることで、本当に興味のある学生だけを集めることが出来ます。

まとめ

闇雲な勧誘ではない、活動に興味のある新入生を集めたいのなら、

  • 大学のサポートを徹底的に受ける
  • 活動内容を公開する

この2点を意識しておくことが大切です。

-大学生活