合コンでモテない
「面白い男子」は実生活ではモテますが、合コンに行くと大抵モテません。
「面白いこと」や「喋りが上手いこと」は"モテ"において非常に大きなアドバンテージになります。
女子大生に向けた「好みの男性のタイプ」などのアンケートでも「面白い人」が上位にランクインすることは珍しくありません。
ところが、そんな「面白い男子」は合コンに行ってもちっともモテない。
いや、モテないというか、全然ウケない。ウケないから盛り上がらない。しらける。結果、モテない。
それもそのはず。「面白い」って基本的には内輪でしか通用しないんです。
ウケない理由
「面白い学生」いますよね。
あいつがいたら飲み会で笑いっぱなし。
あいつがいるからサークル活動は常に盛り上がる。
盛り上げ番長、宴会部長、お笑い担当etc
だけど、それと同時にこんな経験もありませんか?
「居酒屋で静かに飲んでたら隣のグループがバカ笑いしててうるさい。全然面白くないのに爆笑している。うざい」
実は、「面白い」って話の内容や動作だけでなく、様々な要因が折り重なった結果なんです。
【1】「面白い人」という認識
まず、「ウケる」ためには相手から「面白い人」という認識が必要不可欠です。
例えば、今流行りの日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ!」
「ダメよ〜ダメダメ!」
今こうやって文字にしても何も面白くありません。きっと、友達がモノマネしてもさほど面白くないでしょう。
だけど、テレビで日本エレキテル連合が実際にやると笑ってしまう。それを周りの芸人が真似しても笑ってしまう。
これは「テレビに出ている芸人は面白い」という刷り込みがあるからこそなんです。
日常生活でも同じです。
普段、みんながあなたのトークやネタに笑ってくれるのは、「あなたが面白いことをする奴だ」というイメージがあるからこそ。
合コンなどの初対面の相手に同じことをやっても、そのイメージがない分ウケづらいのです。
【2】相手の笑う準備
ものすごく気分が落ち込んでいるとき、バラエティ番組を見ても全く笑うことは出来ません。
いつもは大好きな芸人の漫才も、恋人に振られた直後はちっとも面白くない。
「笑う」という動作は、心に余裕があるときにしか起こらないのです。
さて、合コンを想像してみましょう。
慣れない合コン、初対面の男子、どうだろう上手くいくのかな…
"緊張している女子"を前にして「面白い男子」は言うのです。
「ダメよ〜!ダメダメ!」
モテるわけねぇ
合コンでは"ウケ"を狙うな
合コンでは"ウケ"が狙いづらい理由、分かって頂けたと思います。
というか、多くの男子は合コンで焦り過ぎです。
初対面の男女が密室で2時間。場慣れしている社会人ならともかく、大学生の合コンではほとんど距離は縮まりません。
まず、警戒を解くのです。
「悪くない」を積み重ねるのです。
勝負をかけず、聞き役に徹し、気を使い、ひたすらに小さな評価を積み重ねるんです。
そうすれば、合コン終了時点で「中の上〜上の下」の評価を得ることが出来ます。
あとは連絡先を交換して終了です。断られません。だって「悪くはない」んですから。
連絡先を交換したら今度は2人で遊びに行く約束をしてください。断られません。だって「悪くはない」んですから。
2人きりで遊びに行く関係になれば、もうあなたの土俵です。
緊張も解け、あなたが「面白い人」だという認識も徐々に芽生えるでしょう。
好きなだけ勝負をかけてください。
まとめ
日常生活でどれだけ「面白い」ポジションであっても、合コンでウケるのは非常に難しい。
無理に勝負をかけたりせず、じわじわと距離を縮めるのがオススメです。
もし、
「いや、オレは初対面でも笑わせられるけど…?」
という男子がいるならば、相当な腕前なのでもうちょっと自惚れても大丈夫です。