「彼氏は簡単に出来るけど、すぐ別れちゃう」
そんな学生は意外と多い。
長く付き合うことが偉い訳ではありません。だけど、「長く付き合いたい」と考えているのに全然続かないのであれば、どこかに問題があるのは間違いない。
どうすれば恋人と良好な関係を築けるのか。
どうすれば恋人と長く付き合い続けることが出来るのか。
今回は、シンプルなコツを1つお話します。
基本は上手くいかない
「付き合っているんだから、上手くいって当然」
そもそも、この考えが間違っているんです。
いくら両想いになったとは言え、付き合う前なんて「徹底的にキレイに磨き上げた自分」しか見せていません。
寝起きのバカみたいな顔も、機嫌悪いときの理不尽さも、歯を磨き忘れたときのドブみたいな口臭も、相手は何も知らない訳です。
付き合ってからは、そういった人間らしい汚い部分も見せ合う必要が出てきます。
だから、普通は上手くいかないんです。放っておいても3ヶ月〜1年くらいで別れます。
このことを忘れないでください。
「短期型」なのか「長期型」なのか
では、上手く付き合っていくためにどうすれば良いか。
ここからは、
- 短期型
- 長期型
の2つに分けて考えます。
「短期型」は「半年くらい付き合っていれば良いかな」って考えているパターン。何となく良い感じだから付き合っただけで、そこまで本気じゃないとき。
「長期型」は「このまま結婚まで行きたい。少なくとも別れることなんて考えてない」ってパターン。本気の恋愛を実らせたとき。
それでは、1つずつ解説します。
「短期型」のコツ
「余計なことは何も言わない」です。
繰り返しになりますが、付き合ってからは相手の汚いところがたくさん見えてきます。
連絡の頻度が気に食わないかもしれません。洗濯の仕方が納得いかないかもしれません。食の好みが合わないかもしれません。
全部我慢してください。
自分の行動を相手のために変えるのは、小さなことでも体力を使います。改善を求めて話し合っても、ケンカになるのは当たり前なのです。
余計なことは言わない。気に入らないことがあっても、あなたが我慢する。
そうしておけば、半年くらいは平穏無事に過ごせます。思い出は楽しいことだらけです。
ただ、半年を過ぎたあたりから異様なくらい衝突します。そりゃそうです。1番近くにいるのに、気に入らないことを放置して一緒に過ごせる訳がない。
それでも、「短期型」を考えるなら、あなたが我慢するのがベストです。
「長期型」のコツ
「気に入らないことは徹底的に話し合う」です。
連絡の頻度、洗濯の仕方、食の好みetc
日常に当たり前にとけ込んでいることだからこそ、お互いの好みを探り合って妥協点を探さなければ良い関係を築くことは出来ません。
ただ、話し合いはケンカに発展しがち。
「ここが納得できない」
「いや、私はこのやり方でずっとやってきた」
「だから、オレは納得できないんだってば!」
「そんな言い方ないんじゃない!!??」
ホントに、すぐケンカになります。
だから、「短期型」なら話し合わないのが1番なのです。だけど、「長期型」ならそうはいかない。
大切なのは「仮に解決しなくても、話し合うだけで効果がある」ってこと。相手の「気に入らないこと」をお互いに理解しておけば、解決しなくても「思いやり」が生まれます。
「この間は私に合わせてくれたから、今度は相手に合わせよう」と。そうすれば、今度は相手に思いやりが生まれます。
そんな小さな積み重ねが長く付き合っていると生きてくるのです。
まとめ
- 短期型は徹底的に我慢する
- 長期型は徹底的に話し合う
これが「上手く付き合っていくコツ」です。
ただ、「あれ?どっちにしろ話し合った方が良いんじゃね?」っていうのは半分正解で、半分間違い。
思いやりのない話し合いは簡単に2人の仲を終わらせてしまいます。つまり、長期型を目指すあまり相手の気に入らないところを糾弾し続けると、超短期型になってしまう。
「気にいらないところを指摘する」のではありません。
「お互いが気持ち良く過ごすために話し合う」のです。
それが、長く付き合うためのコツです。