飲み会での事件
先ほど、こんなニュースをTwitterで紹介しました。
飲酒:19歳女子学生が死亡 急性アルコール中毒か 茨城 - 毎日新聞 http://t.co/wthbYkvDLt
— 大学生はこれを見ろ (@daikoree) 2014, 8月 22
痛ましい事件です。
それと同時に「またか」という感想も拭いきれません。
また、ここまではいかなくとも、大学生が飲み過ぎで救急車で運ばれるなんて繁華街では日常茶飯事です。
どうすれば大学生の飲酒事件はなくなるのでしょうか。
どうすれば事件はなくなるのか
こういった事件があると、テレビや雑誌の有識者の方々は、
「未成年の飲酒をしっかり取り締まるべき!」
みたいな事を声高々に叫んでいますが、そんな話は無意味です。
なぜなら、現実的に不可能だから。
現役の大学生ならみんな分かっていると思いますが、大学生と飲酒は最早切っても切り離せないものです。
サークル、学部、ゼミ、部活etc
ありとあらゆるコミュニティで「お酒」はなくてはならないものになっており、大学側がいくら「飲酒には気を付けろ!」と注意喚起しても効果はありません。
もっと具体的な解決策を考えなければいけない。
サークル内に1人でも"まともな学生"がいれば無茶はおきない
まず、大切なのはこれ。
サークルにしろ、部活にしろ、飲酒事件の多くは"ノリ"が原因です。
本気で飲ませようとしている訳ではなく、なんとなく「飲ませなければ」「飲まなければ」という"ノリ"
この"ノリ"が非常に厄介。
自分で飲んだのか、誰かが飲ましたのか、責任の所在も曖昧になり、結局なにが悪いのか分からない。
少人数の"ノリ"なら大したことなくても、誰も止めなくなった大人数の"ノリ"は簡単に人を殺してしまいます。
1人だけ。
たった1人だけで良いんです。
その"ノリ"に惑わされることなく、
「それ以上はダメだろ」
この一言が言える人間が1人でもいれば"ノリ"が肥大化することもなく、適度な楽しい飲み会で終わることが出来るんです。
ターゲットを守れ
飲み会で被害者になる学生って大体決まっています。
「体育会の後輩男子」と「チャラいサークルの後輩女子」です。
体育会の後輩男子
大学生の男子ってね、多いんです。
「後輩に自分の言う事を聞かせることで、自分が偉いと勘違いするやつ」が。
それが顕著に現れるのが、体育会(体育会系のサークル含む)
そもそも、これって「威圧的な先輩」と「従順な後輩」が同時に存在しないと成立しないんですが、体育会だと普段の空気感もあって自然とその形が成立してしまいます。
厳しい上下関係のせいで、後輩が非常に断りにくい雰囲気のため、周りが助けてあげるのが大切。
もしあなたが体育会に所属しているなら、ちょっとだけ気を使ってあげてください。
チャラいサークルの後輩女子
こちらは、非常に分かりやすい構図。
おそらく全国の大学生飲酒の事件の大半はこれ。
立場も弱く、お酒の怖さも知らず、断り方も下手な新入生が、チンコで物事を考えている先輩男子に無理矢理飲まされるという形です。
「大学生なら当たり前」
「ノリが悪い」
「俺が飲んだのに、飲まないのー?」
あたりの言葉を巧みに使い、必死にお酒を飲ませようとします。
タチは悪いんですが、確固たる意思で飲ませようとしている訳ではないので、
「本当に無理です」とか「ちょっと厳しいです」とか
「やめろ」とか「お前が飲めよ」とか「本当にウザい」とか「そんなことしてるからモテないんだよ」などの辛辣な言葉を浴びせると意外と簡単に引っ込みます。
もちろん周りが助けるに越したことはないんですが、本当に無理なときはしっかりと意思を伝えましょう。
まとめ
大学生の飲酒事件は後を絶ちませんが、サークル内に1人でもまともな学生がいれば事件は起きません。
出来ればあなたがそのポジションになってください。
また、そこまでいかなくても、
- 体育会の後輩男子
- チャラいサークルの後輩女子
は標的になりやすいポジションです。
気をつけてください。