彼女へのプレゼントの基本は「ネックレス」です。
なぜなら、
- プレゼントの定番はアクセサリーである
- 女子が最も身につけやすいアクセサリーがネックレスである
- 財布などのいつも身につけるものと違い、好みドンピシャじゃなくても何とかなる
- 価格帯が非常に広い
などのプレゼントに必要な条件が全て揃っているから。
ところが、ブランドも多く、種類も多いレディースのアクセサリーをしっかりと選べる男子学生は非常に稀です。
そこで今回は、ネックレス(ペンダント)選びの基本を解説します。
「いや、こんな長いの読んでられねーよ!」って人は、
【予算が7000円~15000円】
→最寄りのショッピングモールに入っている『BLOOM』か『THE・KISS』に。
【予算が15000円以上】
→最寄りのデパートに入っている『TAKE-UP』か『4℃』に。
それぞれ行ってください。
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【1】ネックレスの選び方の基本
ネックレスを選ぶときは、
- ブランド(予算)を決める
- デザイン(色)を決める
- デザイン(形)を決める
この順番で選ぶのが大原則です。
まずは簡単に1つずつ解説します。
ブランド(予算)
ネックレスに限らず、最初に「予算」を決めるのはプレゼント選びの大原則です。
「具体的に何をあげるか」は最後まで迷い続けても構いません。しかし、予算だけは決めておかないと堂々巡りを続けることになってしまう。
そして、「ネックレスにおける予算」は「どこのブランドで買うか」に直結します。
デザイン(色)
ブランドを決めたら、次はデザイン(色)です。
レディースのネックレスの色は主に三色。
- シルバー
- ピンクゴールド
- イエローゴールド
各色の特徴は後述します。
デザイン(形)
最後に決めるのがデザイン(形)です。
デザイン(形)に関しては全てを解説することは出来ません。ブランドごとに数えきれないほどのデザイン(形)が存在するのです。
ただ、ベースとなるのは、
- ハート
- リング
- ワンポイント
の3つなので、これらを選べば間違いはありません。
【2】ネックレスのブランド(価格帯)に関して
最初に決めるのは「ブランド(予算)」です。
大学生の中心価格帯は以下の3つ。
- 1万円前後以下
- 2万円前後以下
- 3万円前後以上
それでは、順番に解説します。
1万円前後以下のネックレスブランド
大学生の約5割は、ネックレスの予算に「1万円前後」を設定します。
ジュエリーブランドとしては最安値のラインですが、
- BLOOM(ブルーム)
- THE・KISS(ザ・キス)
この2つの大手ブランドのおかげで、1万円前後でも様々なデザインを選ぶことが可能です。
ただし、この価格帯に限らず、ネックレスの値段は小さな石が1つ付いただけで数万円跳ね上がるものです。あくまでも平均的な価格帯であることを忘れないでください。
また、この価格帯のブランドは、主に「大型ショッピングモール」や「ファッションビル」に店舗を構えています。
BLOOM(ブルーム)
「総合ジュエリーブランド」として、最も良心的な価格展開をしているのが「ブルーム」です。
ネックレスの多くが6000円〜1万5000円程度の価格帯であるため、大学生を中心に、背伸びをした高校生や社会人の普段使い用にまで、幅広く支持されています。
また、ジュエリーブランドとしては比較的大手なため、あらゆるデザインのネックレスが揃っているのも嬉しいポイント。
THE KISS(ザ・キッス)
この価格帯において、ブルームと並んで支持されているのが「ザ・キッス」です。
正統派で攻めているブルームに比べると、「コラボモデル」や「ペアアイテム」が人気の秘訣と言えます。
特に、「ディズニーコラボモデル」は毎年多くの女子から支持を受けています。
もちろん、王道のデザインも揃えてありますが、ブルームに比べるとやや割高なため、
- 王道なら「ブルーム」
- コラボモデルなら「ザ・キッス」
で考えるのが正解です。
2万円前後以下のネックレスブランド
大学生の4割ほどは、ネックレスの予算に「2万円前後」を設定します。
あなたの彼女がいわゆる「リア充」と呼ばれる人間ならば、このライン以上の価格帯から選ぶのがオススメです。
また、このあたりの価格帯から実店舗は「デパート」になります。
紹介するブランドは2つ。
- TAKE-UP(テイクアップ)
- Folli Folli(フォリフォリ)
それでは、1つずつ見ていきましょう。
TAKE-UP(テイクアップ)
この価格帯で最もオススメできるのが「テイクアップ」です。
「ハートモチーフ」や「ワンポイント」と言った王道デザインを抑えているのはもちろん、
「誕生石」や「誕生花」をモチーフにしたネックレスも揃っているため、プレゼント選びに困ることはありません。
Folli Folli(フォリフォリ)
"女性らしさ"を求める女子から圧倒的な支持を集めているのが「フォリフォリ」です。
何でも揃う印象の「テイクアップ」とは違い、「フォリフォリ」は如何にも"ジュエリーっぽい"個性的なネックレスがメインになります。
一風変わったデザインのネックレスが多いため、万人にオススメできるブランドではありません。
ただ、「プレゼントなにが良い?」と聞いたときに、
「FolliFolliのネックレス!!」
と答える大学生が多いのも否定できない事実です。
3万円前後以上のネックレスブランド
大学生の1割ほどは、ネックレスの予算に「3万円前後以上」を設定します。
3万円出せるのであれば怖いものはありません。
- 4℃(ヨンドシー)
- agete(アガット)
この2つのブランドをチェックして、お気に入りのアイテムを見つけましょう。
また、言うまでもなく、実店舗は「デパート」がメインになります。
4℃(ヨンドシー)
大学生を中心に、20代に圧倒的な人気を誇っているのが「4℃」です。
「4℃を知らない女子はいない」
と言っても過言ではないほど有名なため、大学生が選ぶブランドとしてこれ以上はありません。
ジュエリーブランドとしては最大手であるため、あらゆるデザインのアクセサリーを購入することが出来ます。
また、「4℃」には「canal 4℃(カナルヨンドシー)」と呼ばれるリーズナブルなセカンドラインが存在します。
4℃と同じようなデザインのネックレスが1万円前後で購入できるため、非常に人気は高いのですが、
彼氏「4℃のネックレスが欲しいって言ってたよね!?プレゼントだよ!!」
彼女「ありがとう!!…ってcanal 4℃かーい!!」
みたいなコントが日本中で毎年行われているので、そこだけは注意してください。
もちろん、「canal 4℃」と分かって買うならば良いブランドです。
agete(アガット)
おしゃれレベル高めの大学生から支持を受けているのが「agete」です。
「4℃」のような総合ジュエリーブランドではありませんが、アンティークっぽいお洒落な雰囲気によって高い人気を誇っています。
【3】ネックレスのデザイン(色)に関して
ネックレスを選ぶ上で、最も大切なのは「色」です。
「形」ではありません。「色」なんです。
と言うのも、レディースのネックレスの「形」は多種多様です。後ほどメインの「形」を4種類紹介しますが、細かく分類するとキリがありません。
しかし、「色」は大きく分けると3種類だけです。
「形 」よりも先に「色」を選ぶことで、プレゼント選びをスムーズに進めることが出来ます。
主流の色は3つ。
- ピンクゴールド
- シルバー/ホワイトゴールド
- イエローゴールド
それでは、1つずつ解説します。
また、同じ「形」でも「色」が違うとイメージは大きく変わってしまうことを覚えておいてください。
ピンクゴールド
現代のプレゼントジュエリーとして圧倒的な人気を誇っているのが「ピンクゴールド」です。
ピンクゴールドは「日本人に最も似合う色」と言われています。
そのため、似合わない女性はほとんどおらず、普段使いからビジネスファッションでも利用することが出来ます。
シルバー/ホワイトゴールド
ピンクゴールドに比べると"クール"や"カッコいい"印象になるのが「シルバー」「ホワイトゴールド」などの銀系の色です。
本来はアクセサリーの定番色ですが、ここ数年は前述の「ピンクゴールド」に押され気味。
銀系の色はどうしてもアクセサリーの主張が強くなるため、近年のナチュラルファッション志向では向かい風なのです。
イエローゴールド
ネックレスの色の中で最も好みが分かれるのが「イエローゴールド」です。
画像だと「ピンクゴールド」と同じような色に見えますが、実物はほぼ「金色」です。
「イエローゴールド」は本当に難しい。
デザインに依っては、いかにも「金」らしい派手なデザインにもなりますし、
デザインに依っては、こじゃれたアンティークっぽい雰囲気になってしまう。
お相手の女性が、
「イエローゴールドが好き!」
と言っているならともかく、プレゼントとしては避けるのが無難です。
【4】ネックレスのデザイン(形)に関して
「形」に関しては、直感で決めても大丈夫です。
と言うのも、ネックレスの形は数えきれないくらい存在するのです。イチイチ悩んでたらキリがありません。
代表的な4つの形、
- ハート
- ワンポイント/シンプル
- リング
- 雪の結晶
を紹介しますが、あまり深く考えず、「これ良いな」と感じたものを選ぶのが正解です。
ハート
ネックレスのデザインの中で、最も人気が高いものが「ハート」をモチーフにしたものです。
言うまでもなく、「ハート」は「愛」を表現しているため、男子から女子への贈り物としては最適。
そのため、
- ピンクゴールド
- ハートモチーフ
この2つを満たしたネックレスは「王道デザイン」と言われ、どこのブランドにも数多くのアイテムが展開されています。
ワンポイント/シンプル
ハートに次いで人気が高いのが「ワンポイント/シンプル」です。
モチーフを持たず、石だけを主役にしたシンプルなデザインは、ファッションやシチュエーションを選びません。
特に、誕生石をシンプルに添えたネックレスは、女性への贈り物として強い支持を集めています。
リング
「ハートとか誕生石とか何か恥ずかしい…」
そんな女子から支持を受けているのが「リング」をモチーフにしたネックレスです。
先に紹介した2つのモチーフと比べると若干カジュアルな印象になりますが、誰にでも受け入れられやすいデザインです。
雪の結晶
クリスマス限定で各ブランドから販売されるのが「雪の結晶」をモチーフにしたネックレスです。
モチーフがモチーフなので「冬にしか付けられない」と考えがちですが、デザイン自体は「シンプル」とほぼ同じですので、意味さえ気にしなければ1年を通して身につけることが出来ます。
【5】ネックレスに関するよくある質問
ここからは「大学生はこれを見ろ」に寄せられた、ネックレスに関するよくある質問集です。
店員には聞きづらいことまでしっかり解説しているので、よろしければご覧ください。
「高いやつ」と「安いやつ」はどう違うの?
「素材」です。
例えば、「4℃」と「canal 4℃」の2つのネックレスを比べてみましょう。見た目はほとんど同じです。
「高いやつ」は「ホンモノ」です。
金と銅を混ぜ合わせることでピンクゴールドの色味を作り、中心の石は天然のダイヤモンドです。
「安いやつ」は「ニセモノ(イミテーション)」です。
銀や真鍮の上にピンクゴールドのコーティングを施し、中心の石は"キュービックジルコニア"と呼ばれる人口石です。
ただ、20歳前後で素材を気にする女子は非常に稀ですし、あまり気にする必要はありません。
また、どこのブランドも1万5000円前後が「ホンモノ」と「イミテーション」の境目になります。
「有料の箱」を店員に勧められたんだけど…?
全てのジュエリーブランドには、
- 無料のプレゼント包装
- 有料のプレゼント包装
の2種類が存在します。
「無料のプレゼント包装」は、紙製の「ソフトボックス」です。
「有料のプレゼント包装」は、小物入れとしても使える「ハードボックス」です。
正直に言うと、ジュエリーブランドは「有料の箱」を売りたいがために「無料の箱」を安っぽく作っていることは否定できません。
そのため、予算が許すのであれば「有料の箱」を選ぶのがオススメです。大体500円〜1000円ほどですので大きなダメージはありません。
予算が5000円以下なんだけど…
5000円以下でネックレスを購入することはオススメできません。
お相手の性格にも依りますが、やはり「5000円以下のネックレス」は安っぽいものが多い。アパレルブランド等で探せばなくはないのですが、どうしてもプレゼントっぽさは薄れてしまいます。
5000円以下の予算であれば、別のものを選ぶのが無難です。
店舗で選ぶのが恥ずかしい
ジュエリーショップの客の約半分は男です。
店員の方も「慣れてない男性客」を相手にするのは慣れてますので、ジュエリーショップをうろちょろしながら、
「すみません。プレゼントでネックレスが欲しいんですが…初めてなんでイチから適当に説明してもらえますか?」
って話しかければ、後は勝手にやってくれます。
まとめ
- 予算が1万円前後なら、最寄りのショッピングモールに入っている「BLOOM」へ
- 予算が2万円前後なら、最寄りのデパートに入っている「TAKE-UP」へ
- 予算が3万円以上なら、最寄りのデパートに入っている「4℃」へ
上記の3ブランドはラインナップが非常に多いため、好みのアイテムをゆっくり探すことが出来ます。
また、「何をもらっても嬉しい」という女子は少数派です。
サプライズでプレゼントを渡したい気持ちも分かりますが、可能ならば、
- アイテム(何が欲しいのか)
- ブランド(どこのアイテムが欲しいのか)
このどちらかは確認しておいた方がハッピーエンドになりやすい。
覚えておきましょう。