友達の作り方
「来年から大学生なんですが、最初ってどうやって友達作れば良いですか?」
という質問を頂きました。
友達を作る方法は、非常にシンプル。
出会って、気が合えば、友達です。
当たり前です。
当たり前の話なんですが、「友達が出来ない」という学生はこの当たり前が出来ない。
まず、「出会う」のです。話はそれからです。
あなたの性格は気にしなくて良い
友達を作る、或いは友達が出来ない、仲良くなるためにはどうすればetc
こういった話になると、必ず本人の性格や行動云々の話になりますが、そんなことを気にするのは無意味です。
なぜなら、友達を作るためのベストな性格や行動に正解はないから。
極端な話、あなたがヤンキーなのかオタクなのか私には分かりません。
しかし、ヤンキーと友達になるためにはヤンキーとしてベストな行動が、オタクと友達になるためにはオタクとしてベストな行動があります。
積極的に話すのが正解かもしれません。喋り過ぎないのが正解かもしれません。
そんなのイチイチ考えていたらキリがありませんし、そもそも無理に作ったキャラで出来た友達なんて苦痛なだけです。
あなたは、あなたのままで良いんです。
それをふまえて、次に進みます。
友達が多い人の特徴
私は何千人もの大学生を見てきました。
当然いろんな学生がいます。
そうしている内に気付いたのは「友達が多い学生」にはある共通点があるということ。
それは、見た目でも性格でも、ましてや学歴や家柄などではありません。
いかに多くのコミュニティに属しているかです。
つまり、
サークル、ゼミ、学生団体、アルバイト、社会人団体etc
ありとあらゆる「人と出会う場所」にいかに多く所属しているかで、友達の数が決まるのです。
どれだけ出会いの数を増やせるか
無理に性格を作らなくても、気の合う人、友人になり得る人は大学内や地域内に必ずいます。
大切なのは、出会うこと。
出会いの機会を増やすことです。
極端な話、どれだけ性格と外見が良かったとしても、1日中に部屋にこもっていては1人の友達も出来ません。
これは友達作りだけの話ではありませんが、成果を上げるためには、打率を上げることよりも打席に多く立つことの方が重要なのです。
入学時のイベントを見逃すな
頂いた質問の内容が「入学した時に」なので、1年の4月に注目してみます。
1年の4月はありとあらゆるコミュニティが向こうからあなたを勧誘してくる時期です。
可能な限り様々なコミュニティに飛び込んでみましょう。
サークル
言うまでもなくサークルは友達作りに非常に有効なコミュニティです。
同年代から先輩、OBまで幅広く知り合いが出来ます。
サークルを選ぶポイントは、「興味のあるもの」「経験のあるもの」で選ぶこと。
興味も経験もないのに「先輩が美人(格好良い)から」なんて理由で派手なテニスサークルに入ったりすると半年でやめることになります。
部活動
サークルよりも熱心に活動している部活も友達作りの場としては非常に有効です。
ただ、部活はその活動の本気さゆえに、他のコミュニティと並行活動できないのが欠点。
サークルはもちろん、アルバイトすら出来ない部活も少なくありません。
密度の濃い友達は出来ますが、友達の数はあまり増えないでしょう。
アルバイト
他大学の友人を作る1番簡単な方法が「アルバイト」です。
友人作りが目的なら、小さな個人点より、大型居酒屋やショッピングモールなどのチェーン店がオススメです。
アルバイトが50人以上在籍している店舗も多く、一緒に仕事をこなす内に自然と仲良くなることが出来ます。
学部内
大学にもよりますが、1年の4月から始める少人数クラスや、学部のイベントなど、学部内で友達を作るチャンスも多数存在します。
自由参加のものも多く、足を踏み入れなければ気付くこともありません。
しかし、飛び込んでしまえば主催者側の配慮によって自然とグループができ、それに応じて友達も出来ていきます。
まとめ
友達を作るコツは、性格や行動よりも如何に多くのコミュニティに属するかが大切です。
既に2年生以上で、新しいサークルに入りづらくても、
学生団体、アルバイト、社会人クラブ、無料の就活塾etc
日本には様々なコミュニティが存在しています。
あなたと気の合う人は必ずいます。
大切なのは、出会うこと。
出会うチャンスを広げることなのです。