出会いの場所
「あー、彼女欲しい!誰か紹介して!」
「彼氏欲しいー。合コンしよー」
大学生の会話にはこんな言葉がよく登場しますが、まず、間違いです。
そもそも、「合コン」や「紹介」と言った「出会いの場」は普通に生きているだけでは出会いがない社会人の武器です。
学生であるあなたが選択する必要はありませんし、そもそも、恋人を作りたいのなら恋人を作る場には行かない方が良いのです。
ナンパ
少し極端ですが、分かりやすい例として「ナンパ」で考えてみましょう。
一時に比べると随分減りましたが、いまだに「ナンパ」という文化はチャラ男の中で根強く残っています。
ナンパにも利点はありますが(後述)、基本的には効率の悪い出会いの手段だと言わざるを得ません。
どれだけイケメンだったとしても、どれだけお洒落だったとしても、出会ったばかりの異性に気を許し連絡先を教えてくれる人がどれくらいいるのでしょうか。
仲良くなる理由がない場所で出会い、且つ、初めから「異性」として出会うと関係は深まりにくいのです。
では、ゼミやサークルならばどうでしょうか?
初対面だったとしても自然と会話は生まれ、1時間が経つころには連絡先も聞けるはずです。「異性」としての始まりではないので、とりあえず友達(知り合い)になることは容易い。
あなたの見た目も、性格も、何も変わらないのに。
条件
つまり、異性と出会って仲良くなれる「出会い」にはいくつかの条件があるのです。
【1】仲良くなる理由がある
仲良くなり、連絡先を聞くことが自然に出来ることが第一。
ナンパはもちろんダメですし、講義が1つ被ってるぐらいでは"弱い"。
ゼミ(研究室)、サークル、バイト、etc
話しかけるのに充分な理由があり、警戒されない場を選ぶことが大切です。
逆を言えば、ナンパであっても話しかけるのに充分な理由があれば成功率を上げられる訳ですが、それはまた別の機会に。
【2】異性として始まらないこと
最初から「異性(恋人候補)」として始まると関係を深めるのは難しい。
基本的に、人間は「友人」よりも「恋人」の方が条件が厳しくなるものです。
- 友達は可愛く(カッコ良く)なくても良いけど、恋人には可愛く(カッコ良く)いてほしい
- 友達は最低限で良いけど、恋人なら共通した趣味が欲しい
このように「異性」として関係が始まると仲良くなるためのハードルが非常に高くなります。でも、不思議なことに仲良くなってしまえば上記の条件なんていつの間にかなくなってしまうのです。
そのため、最初は「異性」ではなく「友達」として始まった方が親密になれる可能性は高い。
具体例
では、大学生の出会いとして理想的なものをいくつか紹介します。
アルバイト
アルバイトは理想的な出会いの場の1つです。
仕事関係の話をすれば話題は尽きず、入れ替わり(出会い)が多く、何かやらかしても辞めて次のバイトを探せば良い。
特に、恋愛経験が少ない男子にバイトはイチ押しです。女子は基本的に格上にしか惚れませんから。
【過去記事】
非常にベタだが、本気でモテたい大学生男子が狙うべき相手は新入生(後輩)である。
サークル(学生団体)
アルバイトと並んで理想的なのがサークル(学生団体)です。
活動を共にすることで親密になりやすく、自然な上下関係は恋愛感情にプラスに働きます。
「出会いがないんだよ!」
という人はとりあえず就活系の学生団体に入りましょう。就活も学べて出会いもあって一石二鳥です。
学部(ゼミ、研究室)
バイトと同じく、学部内での出会いも大学生の定番です。
ただ、バイトと違って入れ替わりが多いとは言えず、失敗した時に友人までまとめて失う可能性があるので、よほど本気でない限りは動かない方が良いかもしれません。
合コン、街コン、紹介
「合コン」や「街コン」「友達の紹介」は出会いの場としてはポピュラーですが、オススメは出来ません。
理由は先ほど説明した通り、恋人候補として見ると最初の評価が厳しくなるため。
ナンパ
ここまでの説明を読めば分かるように、ナンパは出会いの場としては非常に"悪い"。
ただ、ナンパにしかない利点も存在します。「出会いの数」です。
サークルや合コンでの出会いなんてタカが知れていますが、ナンパなら出会いの数はほぼ無限です。
100人に声をかけても連絡先を教えてくれる人なんて5人もいませんが、それでも出会いが無限ならばやる価値はあります。
95人に断られても平気なメンタルがあるのならば、やってみても良いかもしれません。
まとめ
異性と仲良くなる、ひいては恋人を作るためには「出会いの場を選ぶこと」がとても大切です。
ポイントは、
- 仲良くなる理由がある
- 異性として始まらないこと
の2点さえ守っておけば問題ありません。
また、「出会いがねえんだよ!」という人は就活系の学生団体やイベントに参加するのがオススメ。
一緒に何かを作り上げることで親密になりやすく、就活対策も出来るので一石二鳥です。