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「意識の高い学生(笑)」とバカにされたくなければ出来てないことは喋るなバカ!

大学生

意識の高い学生

「意識の高い学生(笑)」という言葉が生まれて随分経ちました。

学生団体を立ち上げ、人脈を作る。

起業を志し、独自の起業論を語る。

今や「意識の高い学生(笑)」のエピソードは数千にも及び、その言葉だけで本が1冊書けてしまいそうな勢いです。

…もうありました。びっくり。

しかし、よくよく考えてみれば「意識の高い学生(笑)」の行動は悪いことではありません。

人脈を広げるのも、起業を志すのも、全て自分を高めようとする行為。向上心です。

事実、同じような事をしているのに「意識の高い学生(笑)」とバカにされずに「あいつはすげぇ!」と言われる学生がいるのです。

両者の違いは非常にシンプル。

出来ることを話すのか。出来ないことを話すのか。

それだけです。

プロが馬鹿にされないのは「結果を出した」から

野球のイチロー、将棋の羽生、ビジネスの孫正義(ソフトバンク社長)etc

彼らが仕事論や人生論を熱く語っても「意識が高い(笑)」なんて笑われることは決してありません。

ファンであろうが、なかろうが、です。

それは彼らが有名だからでも、ましてや「性格が良い」なんて曖昧な理由だからでもありません。

「結果を出しているから」です。

世界トップクラスの野球選手だからヒットを打つ方法を語ればみんなが耳を傾け、世界で五本の指に入るくらい将棋が強いから思考術を語ればみんながメモを取るのです。

近年、それを如実に表してくれたのがサッカーの本田圭祐選手。

4年前のワールドカップ直前、ベスト入りを公言し、自身の夢(世界一のサッカー選手)やサッカー論を語る本田への評価は日本でも二分されていました。それこそ「意識高すぎ(笑)」と批判する人も少なくなかったのです。

しかし、彼は結果を残しました。

ワールドカップでは日本の中核を担い2ゴール、そしてベスト16。閉会後も自身所属のクラブチーム「CASKモスクワ」で大活躍。そして2013年には世界最高峰のクラブチーム「ACミラン」でエースナンバー背番号10を獲得したのです。「世界一のサッカー選手」という途方もない夢は、遂に現実味を帯びてきました。

今、本田を「意識が高い(笑)」と笑う人はどこにもいません。

結果を出せば誰も笑わない

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日常生活においてもそれは同じです。

学生団体を立ち上げていない人、或いは仕切っていない人がが学生団体を語れば笑われるかもしれません。しかし、学生団体を立ち上げてしっかり運営しているなら、誰も笑いません。

起業どころが仕事すらしたことのない学生が本の知識だけで起業論を語れば笑われます。しかし、既に起業していて次のステップに進むために現状を語っても誰もその学生を笑いません。

ちょっと海外に言っただけで海外を語れば、読んだこともないのに小難しい本を批評すれば、まだ受かっていない資格を語ればetc

学生が「まだ出来ていないこと」を熱く語ったとき、それは「(笑)」の対象になるのです。

出来たことだけを語るのです。

自分が思考し、行動し、汗をかき、達成したことは存分に語れば良い。

それを見て笑う人はいません。達成しているんだから、笑えないんです。

もう一歩上を目指すなら「次に達成すること」を語れ

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日本には「有言実行」を美しいとする文化があります。

分かりやすく言うと「目標を持って(公言して)努力する人かっこいい!」という文化です。

不言実行も確かにカッコいい。本日のお題である「『意識が高い(笑)』とバカにされないために」も「不言実行」という言葉で語ることも出来ます。

だけど、不言実行は批判がない代わりに、賞賛も少ない。

誰だって頑張ってることは褒めて欲しいし、認められたいものです。

有言実行なら、頑張っている時点(有言)で認められることが出来ます。その時点では笑われることがあっても、直後に達成できる(実行)ならば問題ありません。

そういう意味で言うと、「意識が高い学生(笑)」は有言"不"実行なのです。

或いは実行(達成)までが長過ぎる。

まとめ

「意識が高い(笑)」とバカにされないためには、達成したことだけを語ること。

自分がまだ到達していない部分を偉そうに語れば、

「出来るわけねーじゃんバーカwww」

とバカにされるのは当然なのです。

大きなことを大きな声で語りたいのなら、実績を積み上げてから。

「あいつならやるかもしれない…」

そこまでたどり着けば、どんな目標でも、どんな夢を語っても、笑われることなんてなくなるのです。

 

 

 

口動かしてないで、手を動かせ。

 

 

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