大学生が登録しておいて"絶対に損をしない"サービスの1つが「カーシェア」です。
【カーシェアとは】
スマホ1台ですぐに借りられるレンタカーのこと。
個人が所有している車を共有するサービスを「カーシェア」と呼ぶこともあるが、現代の日本では「簡単なレンタカー」のニュアンスの方が強い。
言うまでもなく、一人暮らしの学生が車を持っている割合はとても低い。しかし、「車を気軽に使えたら便利なシチュエーション」は数え切れないはずです。
友人と遊びに行くとき。大きな物を買いたいとき。郊外のアウトドアに向かうとき。ラブホに行くとき。ラブホに行くとき。そして、ラブホに行くとき。
便利さを知っている学生は、みんなカーシェアを利用しています。ただ、まだまだカーシェアの実態を知らない学生が多いのも事実です。
そこで今回は、
この3つに分けて、カーシェアの全てを解説します。
カーシェアの基本知識
「カーシェア」とは、スマホ1台で簡単に借りられるレンタカーサービスを指します。
一般的なレンタカーとの違いは「利用方法」と「利用時間」です。
【カーシェア】
契約ガレージに車だけが置いてあり、その車に会員カードをかざすだけで24時間利用可能。15分単位から24時間以内の利用がメイン。
【レンタカー】
店舗に出向き、対面で手続きをするため営業時間内だけ利用可能。数時間単位から数日のレンタルが主流。
そのため、
「住んでいるマンションの隣にカーシェアがある」
「駅前にカーシェアの拠点がある」
なんて場合は、自分が持っている車のように利用することが出来るのが魅力です。
大学生は基本料が無料
大学生は基本料が無料、「使ったら使った分だけ利用料金がかかる」です。
本来は「月々の基本使用料」+「使った分だけ課金」が基本になりますが、大学生は「学割」で基本使用料が無料になるのです。
【一般料金】
基本使用料(1000円前後)+利用料金が随時加算
【学生料金】
利用料金のみが加算。使わなかった月は無料。
以上にようになるため、登録だけしておいても損はありません。
最初の登録作業だけ済ませておけば、大学生活のどこかで車が必要になったときにすぐ借りられるのです。
簡単に借りられる
カーシェアの大きな魅力の1つが「1分で借りられる手軽さ」です。
正直に言えば、レンタカーを借りるのって面倒くさい。予約の手続きをして、店舗に行って、書類を書いて、おまけに営業時間内に行かないといけないのです。
ところが、カーシェアなら話は別。
ガレージに行って、車に会員カードをかざすだけで良いのです。返すときも、ガレージに戻してカードをかざすだけ。書類への記入も、対面での手続きも必要ありません。
ついでに言えば、ガソリンを満タンにして返す必要もありません。
本当に簡単なのです。
いろんな場所で、いろんな車に乗れる
カーシェアに登録してしまえば、全国1万ヶ所を超える拠点のカーシェアを自由に使うことが出来ます。
家の近くで借りることも出来る。
大学の近くで借りることも出来る。
旅行先の駅前で借りることも出来るのです。
もちろん、拠点がない場所では借りることは出来ませんが、拠点数は全国1万ヶ所以上。都市部においては数え切れないほどの拠点が準備されています。
加えて、20種類を超える様々な車種を選択できるのです。通常は「プリウス」や「フィット」などのスタンダードカーですが、拠点によっては「MINI」や「Audi」などのプレミアムカーを選ぶことも可能になります。
登録にはクレジットカードが必要
カーシェアの唯一の欠点は「クレジットカードを持っていないと利用できない」という点。
当たり前の話なんですが、カーシェアの拠点には車しか存在していないのです。そのため、利用のたびにお金を払うのではなく、1ヶ月の利用分がまとめてクレジットカードから引き落とされる仕組みになっています。
とは言え、現代では大学生の多くがクレジットカードを持っているものです。
まだカードを持っていない人にはデメリットになりますが、大半の学生の問題にはならないでしょう。もし、今からクレジットカードを作るなら以下の記事で詳しく解説しています。
【参考記事】
大学生のクレジットカード講座|はじめての学生クレカの選び方や疑問が全て解決できるページ
カーシェアの料金設定
ここからは、多くの学生が気にする「料金設定」を解説します。
まずは、細かい説明よりも以下の表をご覧ください。
それでは、項目ごとに解説していきます。
会員カード発行手数料
文字通り、最初に会員カードを発行するときにかかる手数料です。無料になる条件は以下のもの。
【通常入会 1550円】
→入会手続きを全てウェブで済ませる方法。会員カードは郵送されてくる。
【クイック入会 0円】
→入会手続きを店舗で行う方法。ウェブで最低限の項目を記入→店舗でカード受け取り。
ちなみに、クイック入会の「店舗」は全国に400店舗以上存在するため、大抵の都道府県ならば問題なく利用することが出来ます。
参考までに、東京なら28店舗、大阪なら22店舗です。
月額利用料金
月額基本料金は「使わなくてもかかる料金」ですが、学生は無料です。
極論、大学1年生のときに登録して、在学中に1度も使わなかったらお金はかからないのです。だけど、車を借りることはいつでも出来る。
月額無料利用分
「月額無料利用分」は「月額基本料金の分だけ無料で利用できるサービス」のこと。
つまり、社会人は基本料金が1030円分のため、1030円分は毎月無料で使えるのです。1031円目から課金されていくイメージですね。その代わり、1円分も使わなくても1030円はかかってしまう。
学生は基本料金が無料のため、関係のない項目です。
ショート利用料金
ショート利用料金は「使った分だけ課金されていく料金形態」です。
見ての通り「15分 / 206円」が基本の料金。「1時間 / 824円」になり「3時間 / 2472円」になります。ちなみに、カーシェアは予約時に時間を設定するのですが、課金されるのは「実際の利用時間」です。
つまり、3時間で予約しても、1時間で返せば824円になります。
ちなみに、「ベーシック」と「プレミアム」は、先に紹介した「車のランク」です。
「ベーシック」は、アクアやフィット、プリウスやカローラフィールダーなどのコンパクトを中心としたラインナップ。
「プレミアム」は、MINIやアウディなどの輸入車に加え、VOXYやノアなどの8人乗りのミニバンがランナップされています。
パック利用料金
パック利用料金は「長時間利用を確約するならお得になる料金形態」です。
ショート利用料金は「15分 / 206円」のため、普通に使っていれば「5時間 / 4120円」になります。そのため、5時間以上使うならパック料金を利用した方が得になるのです。
ただし、パック料金は予約時にしか設定できず、早めに返しても安くなることはありません。
ちなみに、大学生に圧倒的に人気なのは、
- レイトナイトパック(24時〜翌9時)2060円
- ダブルナイトパック(18時〜翌9時)2580円
この2つのパック。複数人での遊びはもちろん、ラブホにも行けます。
安心してください。アプリやカーナビから延長も出来ますので、多少寝坊しても大丈夫です。
カーシェアを利用してる学生の意見・口コミ
ここからは、カーシェアを利用している学生の意見や口コミを紹介します。
当サイト「大学生はこれを見ろ」の読者の方に協力して頂きました。
一人暮らしで車を利用
【22歳男 大阪大学】
めちゃくちゃ使ってます。
地元は三重のため、大阪で一人暮らしをしているのですが、車は持っていません。そのため、気軽に車を使えるタイムズカーシェアはとても重宝しています。
利用パターンは様々ですが、彼女を迎えに行ってちょっとドライブ、みたいな感じが一番多いですね。あとは京都まで車で遊びに行ったりもします。
一度だけ、前の人が置いていったゴミ(ペットボトル)が残っていたことがありますが、嫌だったのはそれくらいですね。場所によっては予約がとれなかったりするみたいですが、私はほとんどありません。
全体として「大学生はこれを見ろ」の他の読者の方にもオススメして大丈夫だと思います。運営者様も仰っていましたが、学生は無料ですし損は絶対にしないと思います。ただ、ネットでは「カーシェアの車は運転が下手だ」みたいに言われているので、マナー良く使って欲しいと思います。
夜の海に行けた
【22歳女 大学名記載なし】
ずっと前に先輩に教えてもらって会員登録しました。
ほとんど使っていなかったのですが、去年の夏に仲の良い友達が急に海に行きたいって言い出して、普通に夜だったのでいつもなら絶対諦めるんですがカーシェアのこと思い出して「いける!」って笑
その日以来使っていないんですが、あのときは本当に登録しておいて良かったなと思いました。夜の海って別に綺麗でも何でもないし、何も見えないんですが良い思い出になりました。
まとめ
カーシェアは、スマホ1つで24時間いつでも簡単に車を借りられるサービスです。
大学生ならば「基本料金無料」で会員登録できるため、時間のある内に登録しておけば、車が必要になった時はすぐに利用を始めることが出来ます。
ただし、あなたの行動範囲の中に拠点がなければ使い勝手は悪くなります。大抵の都市部なら問題ありませんが、登録前に拠点場所をしっかり確認しておきましょう。
また、登録にはクレジットカードが必須になります。大半のクレジットカードを利用することが出来ますが、まだ持っていないのなら以下の記事をご覧ください。