花束のプレゼントって、悪くない。
「キザ」だの「キメすぎ」だの言われることもありますが、なんだかんだ花束をもらって嬉しい女性は多いものです。
それは、年齢や性格に関係ありません。
ただし、花束が持つ「諸刃の剣」感は否定できない事実です。
正しい関係性とシチュエーションで渡せればすごく喜んでもらえる。反対に、間違った関係性やシチュエーションで渡せば、確実に女子会でネタにされます。
覚えておくのです。「正しい花束の渡し方」を。
【1】好きな人以外からの花束はいらねえ
これ、絶対に忘れないでください。
当たり前の話ですが、花束って実用性皆無なんです。
何かに使える訳でもなく、後に残る訳でもない。
つまり、「花束をもらって嬉しい」と感じるのは、感情に依る部分が大きいのです。理屈ではない。
付き合う前の段階で花束を渡す男性もいるようですが、普通に気持ち悪い。大切なことなので、もう1度言います。普通に気持ち悪い。
99%両想いで最後の一押しとしてなら"あり"ですが、まだ付き合ってもない男性から感情メインのプレゼントは"重い"のです。
逆を言えば、付き合う前のプレゼントなら「実用性メイン」の「軽めのプレゼント」で間違いありません。
「ゴティバのチョコ」とか「ロクシタンのハンドクリーム」とか。
【2】花束をメインにしない
何もない日に花束をプレゼントにする人はあまりいません。大抵は、
- 誕生日
- クリスマス
- 記念日
などの「特別な日」です。つまり、元々プレゼントを渡す予定だったはずの日です。
女性側から見れば、「ネックレス」や「バッグ」「財布」などの実用性も感情も兼ね揃えたプレゼントがもらえるはずの日。少なからず、モノに対する期待を持っています。
そんなとき、「花束だけ」だったらどうか。
これはもう性格の良い悪いに関係なく「がっかり」です。あなただって、財布をもらえると思っていたのに高級肉1kgだったら一瞬テンション上がってからがっかりするでしょう?
花束は「プラスα」に最適です。
メインにしてはいけません。
【3】花束は邪魔である
身もフタもない言い方をすると、花束ってすごく邪魔です。かさばる上に、目立つ。
彼女の誕生日、駅前で待ち合わせ。出会い頭に、
「誕生日おめでとう!!」
と花束を渡す。彼女もその瞬間は喜びます。
「すごい!嬉しい!!」
もちろん、プレゼントは別に用意してある。今から繁華街をぶらついて、レストランも予約してある。完璧だ。
で、その花束どうすんだよ。
街中を花束を手にして歩くのでしょうか?彼女だってカバンを持っている。右手にカバン、左手に花束のスタイルで何時間もデートをするのでしょうか?
花束をプレゼントするときは、その後の予定を邪魔しないように考えなければいけません。
【4】シチュエーションまで含めて"花束のプレゼント"
パチンコ屋の前で、パチンコの景品の花束をもらっても全然嬉しくない。
繰り返しになりますが、花束は「感情メインのプレゼント」です。いくら好きな人からでも、ムードのない場所で渡されるとがっかりしてしまいます。
また、大切なのはムードだけではありません。
例えば「他人の目」
「食事後にプレゼントと一緒に渡す」はベタな渡し方ですが、これすらも「目立つのは恥ずかしい」と考えている女性ならば"ダメなシチュエーション"になってしまうのです。
お相手の性格やプレゼントの予算をふまえて、ベストなシチュエーションを探してみてください。
王道の渡し方をいくつか紹介
- 好きな人以外からの花束はいらない
- 花束をメインにしない
- 花束は邪魔である
- シチュエーションまで意識する
以上4つの基本を前提に「王道の渡し方」をいくつか紹介します。
ホテルの部屋でプレゼントと一緒に渡す
まず、間違いがないのが、これ。
あらかじめチェックインしておき、部屋の中にプレゼントと花束を隠しておくのです。
日中のデートは手ぶらになりますし、サプライズ性もシチュエーションも間違いありません。
ただ、「あらかじめ隠しておく」という動作が出来るのは、1人でチェックインできて自由に外出できる「シティホテル」や「旅館」だけです。
ラブホでは使いづらい方法ですので、そこだけは覚えておいてください。
食事の最後にプレゼントと一緒に渡す
食事の最後に渡すのもベタな手法の1つです。
ただ、先ほども解説しましたが、
- 他の人達の前で渡されるのは恥ずかしい
- 持って帰るときに荷物になる
などの問題もあるので、「個室のレストラン」で「プレゼントの紙袋に入るような小ぶりの花束」を渡すのが基本になります。
車デートの際に渡す
- 持ち歩くのは邪魔
- 周りに見られると恥ずかしい
この2つの問題を簡単に解決できるのが「車内」です。
車デートを行う大学生は少数派ですが、あなたが自由に車を使える状態にあるのならば、覚えておいて損はありません。
「ちょっとした日」に花束だけを渡す
基本原則からは離れますが、「何もないのは寂しい、でも、プレゼントを渡すほどでもない」くらいの日に花束を単体で渡すのも"あり"です。
例えば、
- 成人式
- 内定獲得
- 卒業
- 院試合格
- 部活引退
- etc
これらのイベントは、付き合っている相手にわざわざプレゼントを買って渡す学生は少ない。だけど、「おめでとう」や「お疲れ様」の言葉だけではちょっと寂しい。
そんなとき、「小さな花束」と「ちょっとした食事」の組み合わせは嬉しいものです。
まとめ
- 好きな人以外からの花束はいらない
- 花束をメインにしない
- 花束は邪魔だ
- 渡すシチュエーションも考える
以上が花束を渡すときの4つの基本です。
ただ、繰り返しになりますが、花束は「感情メインのプレゼント」です。
そのため、どんなシチュエーションであっても「花束なんていらねぇ」と考えている女子もいれば、花束をもらうのが夢すぎて泣いてしまうような女子もいます。
あなたが花束をあげようとしている相手がどんな人間なのか。何を望んでいるのか。
よく考えてから、実行に移してください。