セカンド童貞
付き合った人数が1人で経験人数が2人の21歳の男子学生ほど自信に溢れた人類がいるでしょうか。
いいですか。今、あなたはきっと大きな自信を持っている。
大学に入って彼女が出来た。そして、童貞を捨てた。
その彼女とは別れたが、大きく引きずることもなく、先に進んだ。
次の相手とは付き合うことなくセックスまで持っていけた。これは凄い。リア充への道まっしぐらだ。これからいくらでもセックスできる…。
そこからセカンド童貞になるとは知らずに…。
ここからモテない男子は多い
「セカンド童貞」という言葉をご存知でしょうか?
1度はセックスをして童貞を捨てたものの、その後女性との縁が切れてセックスをしない期間がずっと続いている状態のことです。本人はそれを望んでいないにも関わらず。
冒頭の話に戻りましょう。
つまり、この「セカンド童貞」は「付き合った人数が1人で経験人数が2人(彼女1人、その他1人)の21歳の男子学生」がなりやすい。
大きな、とても大きな、間違った自信を持っているからです。
モテる技術(仮)の罠
付き合った人数が1人で、経験人数は2人の21歳の男子学生(以下「1221男子」)は自信に満ちあふれています。
1221男子の特徴の1つは、中高時代は女っ気が無かったこと。
「中高時代に女っ気がなかったから大学生活は頑張る!!」
そう決めた1221男子が実際にモテるようになったのは努力の賜物です。本来なら大いに自信を持って良い。ただ、時期が悪かった。
茶髪、ノリ、お洒落、サークルの雰囲気、年上マジックetc
1〜3年生の大学生男子がモテるためのポイントって、本質的な「モテる技術」とは関係のない場合が多い。
つまり、大学生の時にしか通用しない「モテる技術(仮)」でモテてしまい、そこに過度の自信を持ってしまったとき、セカンド童貞予備軍が誕生するのです。
自信とモテの関係
モテるためには自信が必要不可欠です。ウェブ上で有名な漫画のワンシーンが上手く説明してくれています。
だけど、自信が大きすぎてもモテません。上記の男子高校生が「ボクは勉強が出来て家もお金持ちでセンスが良くて…」とアピールしても、それはそれで失敗していたでしょう。
そして、1221男子は自信が大きくなりやすい。
「中高の女っ気のなさ」→「大学での経験」の落差によって自信がどんどん肥大化するのです。
気が付けば、
「俺がモテない訳はない」
「どうしてこいつは俺の誘いを断るんだ?」
そんな勘違い男子が誕生してしまうのです。
折れたら弱い
元々がモテ男ではない男子は折れたら立ち直れない。
運が悪いことに、1221男子はここから「就活」→「サークル引退」→「就職」とモテとは程遠いイベントが続きます。
黒髪短髪になって一気に魅力が半減する先輩には後輩女子もがっかりです。
そして、ここから魔の5年間(セカンド童貞ライフ)が始まってしまいます…。
まとめ
勘違いしないでください。今回の話は、
「セカンド童貞ざまぁwww」
という話ではありません。
「1221男子がんばれ!もう一歩だ!!」
って話です。女っ気のない中高時代から自力でモテをたぐり寄せたあなたは努力家です。自信を持って良い。
ただ、ここで慢心せずにもう一歩進むのです
慢心せず、驕らず、実直に女のケツを追い続け、2321男子になったとき…。
あなたのモテ人生は約束されたようなものです。