全ての就活生が知っておくべき「採用担当者(企業)は学生のどこを見ているか」という話

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何を見るか

企業は学生の何を見ているか

「面接は学生の自慢大会じゃない」

とある企業で採用担当をしている知人が今年もこんな愚痴をもらしていました。

だけど、知人の言うことも分かるんです。面接での自己アピールが自慢になってしまう学生は本当に多い。

「こんなことをやりました!」「以上のことからこんな経験を得ました!」

違うんです。面接官は本当の意味で質問の答えを知りたいんじゃない。

学生の答えや答え方から様々な要素を評価しようとしているんです。

今日は、

面接官は学生の何を見ているか

についてお話します。

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企業が採用で重視する項目

解説云々よりも見てもらいます。

リクルートが毎年実施している採用担当者と就活生へのアンケート『就職白書』より、

「企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目(複数回答可)」です。

就職白書 採用基準

企業の重視している採用基準は上から『人柄』『熱意』『可能性』

学生がアピールしたいことは『アルバイト経験』『人柄』『所属クラブ・サークル』

企業と学生間で意識の差が見られます。

企業の4位と5位につけている「性格適性検査の結果(40.6ポイント)」「能力適性検査の結果(34.9ポイント)」なんて学生側では合計で3.9ポイントしかありません。

アンケート結果をふまえて、上位三項目「人柄」「熱意」「可能性」について解説します。

【人柄】企業は「学生時代に頑張ったこと」とかどうでも良い

企業 重要視

このアンケート結果をふまえると、面接でいつも聞かれる以下の質問も勝手が変わってきます。

「大学生活で一番頑張ったことはなんですか?」

「アルバイトは何をしていましたか?また、そこではどんなポジションでしたか?」

こんな質問をされれば学生たちは全力で勘違いします。聞かれている内容自体が大切だと思ってしまうのです。

地味なことより派手なこと。役職なしよりサークル代表。普通のアルバイトよりバイトリーダー…。

違います。実際に何をやっていたかなんて企業から見ればどうでも良いんです。

どんな話し方をするのか。自慢っぽくなってないか。本当に信頼に足る人物なのか。

「人柄」が最も重視されているにも関わらず、「あなたの人柄はどうですか?」なんて質問を企業は決してしません。

何気ない会話からあなたの「人柄」を見抜こうとしているのです。

【熱意】最低でも「第一志望群です」くらいは言ってほしい。

評価基準

企業は学生の熱意を非常に重要視しています。

主な理由は2つ。

内定辞退されたらたまらない

いつも最終面接で落ちる人へのアドバイス

こちらの記事で詳しく解説していますが、企業は新卒採用に莫大な手間とお金をかけています。

規模にもよりますが、大体内定一枠100万円

つまり、「内定辞退」という行為は文字通り100万円をドブに捨てるようなものなのです。企業としてそれだけは避けなければならない。

だから、最終面接でみんな聞く訳です。

「内定を出したら本当にうちに来ますか?」

そこでバカ正直に「いやー分からないですっ!」って言う人には内定を出しづらい。だって、来なかったら100万円捨てるようなものだから。

育てなければならない

学生たちはみんな気にしますが、就活時点や卒業時点での個々の優秀さなんて企業はどうでも良いんです。

学生からすれば大きな差でも企業からすればこれもドングリの背比べ。どうせ研修と最初の3年でみっちり鍛えるから、初期値より伸びしろが重視されます。

そして、その伸びしろを決める要素の一つが「熱意」という訳です。

仕事や将来に向けて情熱がある人と、そうじゃない人、どちらが伸びるかは議論するまでもありません。

【可能性】あなたは「当たり前」が出来ているか

基本

企業はあなたの「今」じゃなくて「可能性」を見ている。じゃあ「可能性」って何だ?

可能性についてもこちらの記事で詳しく解説していますが、もう一度説明します。

「可能性」というと、多くの学生が上を向いたアピールをしようとします。

「私が御社に入ったあかつきには◯◯というプロジェクトを〜」みたいな感じで。

違います。

「可能性」を考えるとき、見るべきは上ではなく下。基本が出来ているかどうかです。

「基本」とは人としての基本、社会人としての基本です。

挨拶は出来るか、話すときに目をしっかり見るか、入退室のマナーはどうか、清潔感はあるか、スーツはしっかりと着ているかetc

「熱意」の時も書きましたが、企業は新卒生を鍛えなければなりません。こういった基本がしっかりと出来ていれば企業は安心するのです。

「よし。基本は出来ている。あとは鍛えれば伸びる」と。

それが「可能性」と言い換えられているのです。

まとめ

企業が重要視する項目と学生のアピールポイントは大きく離れています。

企業が重視するポイントは三つ。

『人柄』『熱意』『可能性』

ガクチカやアルバイト経験は決してムダではありませんが、そのエピソード自体が評価される訳ではありません。

内容よりも、それを話している自分が相手にどんな印象を与えるか考えてみましょう。

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