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面接の想定をするならESの「自己PR」と「志望動機」を読み返せ

エントリーシート

エントリーシート

面接の想定をしたがる学生はとても多い。

「あれを聞かれたらこう答えよう」とか

「面接でよく聞かれる質問集300を買って答えを考えておこう」とか

なるべく自分の考えの中で面接を進めようとします。

しかし、そんな考えは的中することもなく無駄に終わることがほとんどです。

そりゃそうです。企業によって求める人材も違い、面接官は自分より経験豊富な社会人、学生が頭の中で想定した「面接」の通りに進む訳がありません。

ただ、もしどうしても面接の内容を想定して進みたいのならば、自分の書いたエントリーシートをじっくり見返すことをオススメします。

エントリーシートを中心に面接は進む

学生の多くが勘違いしていますが、エントリーシートは書類選考だけに使う訳ではありません。

複数コピーされ、面接官全員に配られるのです。

なんのために?

エントリーシートに書いてある内容を軸に面接を進めるためです。

「エントリーシートにも書いてもらったけど、自己PRをもう一度どうぞ」

「アルバイトの経験で『リーダーシップを発揮』ってあるけど具体的にどういうこと?」

「趣味がバイクでのツーリングか!具体的にはどんなとこに行ったの?」

などなど。

面接官が独自に聞いてくることは予想しづらいものですが、エントリーシートを掘り下げた質問は必ずやってきます。

面接の想定をしたいのなら、エントリーシートを軸に考えましょう。

自分が面接官なら何を聞くか

面接のコツ

ここで大切なのが「自分が面接官の立場だとしたらこのエントリーシートを見て何を聞くか」と考えること。

あくまでも面接官視点になって考えるんです。

面接官の気持ちなんて分からないと最初から投げてはいけません。そもそも、面接官なんて大半が普段は業務を行っている一般社員。面接官だって素人なんです。

文章を見て掘り下げる部分なんて大体決まっています。

「なぜ(理由)」

「どうやって(方法)」

この2つです。

「なぜ」「どうやって」

グループディスカッション

学生時代の思い出に自転車で旅をしたのなら、「なぜ自転車で旅をしたの?」

アルバイトでみんなをまとめて売り上げを伸ばしたのなら、「どうやって売り上げを伸ばしたの?」

これが面接官の掘り下げの基本です。

あとは、質問と答えを繰り返せば面接の想定としては充分です。

「学生時代の思い出は自転車での旅」

「なぜ自転車で旅をしたの?」

「学生時代なにもしなかったから、何か思い出を作ろうと思って」

「なぜ自転車の旅なの?」

「学生らしいことをしようと思って…(略」

といった具合に。

一人でやるより複数人でやった方が効率が良い

もちろん一人でやるよりも、自分のESを第三者に見てもらった方が効率良く進みます。

可能であれば、キャリアセンターの「第三者の大人」が望ましいですが、無理ならば友達や両親でも構いません。

自分のエントリーシートを見てもらい、「何を聞きたくなるか」を教えてもらいましょう。

それが何よりの「面接の想定」になります。

まとめ

面接の内容を予想したいのなら自分のエントリーシートを見返すことが大切です。

面接はエントリーシートを軸に進むのですから。

-就活