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バイク初心者必見!最初の中型バイク(250cc,400cc)のオススメと選び方。

2500cc 400cc 中型バイク

「どうやってバイクを選べば良いのか分からない」

「どんなバイクがあるのか知りたい」

「250ccと400ccのバイクはどう違うの…?」

そんな人に向けて、今回は、

  1. バイク選びの基本
  2. 中型バイクの種類
  3. バイクに関するよくある質問

の3つに分けて「初心者の中型バイクの選び方」をじっくり解説します。

中型バイク選び方の基本

中型バイク 選び方

「好きなものに乗る」

これが正しいバイクの選び方です。

しかし、そうは言われても、バイク初心者の多くは基準がないと選べないもの。

そこで、バイク選びの基準となる3つのポイント、

  • デザイン
  • 性能
  • 値段

を紹介します。

デザインで選ぶ

400CC 初心者

CB400SF(HONDA)

「デザインで選ぶ」

これは、バイクを選ぶ上で最も大切なポイントです。

はっきり言って、中型バイクは実用性に劣った乗り物です。車ほど便利ではないし、原付スクーターほど手軽ではない。

ならば、どうしてわざわざバイクを選ぶのか。

「カッコイイから」

「おしゃれだから」

「渋いから」

デザインで選ぶのが、最も大切なポイントなのです。

排気量で選ぶ

フルカウルバイク 400cc

ninja400(KAWASAKI)

中型バイクの排気量は、大きく分けて、

  • 250ccクラス
  • 400ccクラス

この2つに分けられます。

違いは「速さ」「費用」です。

「速さ」は、言うまでもなく400ccの方が上です。街乗りでの安定感はもちろん、高速道路で苦労することもありません。

「費用」は、そもそも400ccの方が「車体代」が高い。加えて、2年に1度の「車検費用」が必要になります。車検方法によって費用は異なりますが、バイク屋に頼めば8万円前後。

それ以外の要素、

  • 日常点検費
  • 燃費
  • 保険費用

などには、差がありません。

基本的には「お金に余裕があれば400cc。少しでも予算を抑えたいなら250cc」と考えて問題ありません。

値段で選ぶ

400cc クラシックバイク

SR400(YAMAHA)

実際にバイクを購入するにあたり「値段」は見逃せないポイントです。

バイクの新車価格は様々ですが、基本的には50万円〜70万円ほどが一般的。

中古車になると、

  • 年式(いつ製造されたか)
  • 走行距離(何km走っているか)
  • キズの有無

などによって、値段はピンキリになります。

ただ、「一般的に問題のない状態のバイク」を買うとなると、30万円〜50万円あたりが平均になります。

中型バイクの種類

中型バイク 一覧

繰り返しになりますが、バイク購入を決定付けるのは「デザイン」が基本です。

そこで、バイクのデザインを分かりやすく具体車種付きでまとめました。

紹介するバイクのデザインは7つ。

  • ネイキッド
  • フルカウル
  • ストリートファイター
  • アメリカン
  • オフロード
  • クラシック(レトロ)
  • ビッグスクーター

それでは、1つずつ見ていきましょう。

また、画像の下には「車種名」と「メーカー」を記載していますので、興味があれば検索してみてください。

ネイキッド

ネイキッドバイク 400cc

エンジン部分がむき出しになったスポーツテイストのバイクが「ネイキッド」です。

教習所でよく使われる「CB400SF」もこのタイプで、バイクの中では最も一般的な形と言えます。

中型バイク 初心者

CB400SF(HONDA)

車格が大きいものが大半ですが、足付きが良く、走行性能に優れているため、初心者から上級者まで好まれるバイクです。

400ccクラスでは、上記の「CB400SF」の他に「XJR400」や「ゼファー400」などが人気。

400cc ネイキッド

XJR400(YAMAHA)

400cc おすすめ

ゼファー400(KAWASAKI)

250ccクラスでは、「VTR」や「ホーネット」「バリオスⅡ」などが人気です。

250cc ネイキッド

VTR(HONDA)

250cc ネイキッド

ホーネット HONDA

250cc 初心者

バリオスⅡ KAWASAKI

また、250ccクラスのネイキッドは、

  • 人気ラインのためデザインが豊富
  • 中古の弾数が多い
  • 比較的安価

と条件が揃っているため、1台目のバイクとして選ぶ人が多いのが特徴と言えます。

フルカウル

CBR400R スーパースポーツ

ネイキッドをベースにして、カウル(車体を覆うカバー)をつけたバイクが「フルカウル」です。

一昔前まで、フルカウルのバイクは不人気でした。

前傾姿勢がキツく、カラーリングが派手な、いかにもレース場で走りそうなバイクは若者ウケしなかったのです。

250cc レプリカ

NSR250R(HONDA)

しかし、昨今のフルカウルバイクは流線型のデザインを採用。近代的なデザインに加え、ラクな姿勢をキープできる現代のフルカウルバイクは、20代を中心に強い人気を誇っています。

フルカウル 400cc

Ninja400(KAWASAKI)

フルカウルバイクのウリは何と言っても「大柄な車格」「スポーツ感」

250ccの「Ninja250」や「YZF-R25」でも抜群の存在感と充分な走行性能を持っていて、1台目ならば下道、高速問わず不満が出ることはありません。

250cc フルカウルバイク

Ninja250(KAWASAKI)

初心者向けバイク 250cc

YZF-R25(YAMAHA)

ちなみに、「YZF-R25」は250ccクラスの売上台数で単独トップ。

「Nnja250」も4位とフルカウルバイクの人気の高さが伺えます。

ツアラー 250cc

Ninja250SL(KAWASAKI)

ストリートファイター

Z250 ストリートファイター

「ネイキッド」と「フルカウル」の間のデザインが『ストリートファイター』です。

歴史の浅いデザインのため定義は曖昧ですが、

  • 車体の一部にカウルを装着
  • 走行性能は高い
  • 攻撃的な外観

などを満たしたバイクを「ストリートファイター」と呼ぶのが一般的になっています。

ストリートファイター 250cc

Z250(KAWASAKI)

ストリートファイター 400cc

グラディウス400(SUZUKI)

ストリートファイター 400cc

MT-03(YAMAHA)

また、日本におけるバイクのシェアは、日本企業4社、

  • ホンダ
  • ヤマハ
  • スズキ
  • カワサキ

が圧倒的な売上を誇っていますが、ストリートファイターに限ってはオーストリアKTM社の「DUKE」がトップを担っています。

デューク 人気

DUKE390(KTM)

アメリカン(クルーザー)

レブル250 ホンダのクルーザー

大柄な車格が特徴的なのが「アメリカン(クルーザー)」です。

走行性能に優れている訳ではありませんが、圧倒的な存在感でいつの時代も変わらぬ人気を誇っています。

黄色のバイク 250cc

レブル250(HONDA)

アメリカンバイクは圧倒的に400ccクラスが人気です。

と言うのも、アメリカンは大きさが"ウリ"。小柄になってしまう250ccより、大きさが保証されている400ccに人気が集中してしまうのです。

400cc アメリカンバイク

ドラッグスタークラシック400(YAMAHA)

中型バイク 選び方

イントルーダークラシック400(SUZUKI)

そのため、250ccクラスのアメリカンはあまり人気がありませんが、その中でも比較的大柄な「ドラッグスター250」と「マグナ250」が人気を二分しています。

アメリカンバイク 250cc

ドラッグスター250(YAMAHA)

アメリカンバイク 選び方

マグナ250(HONDA)

オフロード(モタード)

オフロードバイク CRF250L

山道や林道などの悪路を走行することに特化したバイクが「オフロード(モタード)」です。

バイク自体は小柄ですが、車高が高く、175cm以下はお断りのバイクと言えます。

中型バイク 選び方

CRF250L(HONDA)

また、「オフロードは遅い」と思われがちですが、これが意外とそうではない。

車体が非常に軽いため、最高速度は遅くとも加速力は抜群。峠や下道などでは無類の速さを誇ります。

オフロードバイク 250cc

セロー250(YAMAHA)

モタード 250cc

Dトラッカー250(KAWASAKI)

クラシック(レトロ)

クラシックバイク 400cc

「ネイキッド」の中でも、古き良き時代を踏襲したデザインのバイクを「クラシック」或いは「レトロネイキッド」と呼びます。

オールドルック 250cc

エストレヤ250(KAWASAKI)

デザインの基本は「ネイキッド」と同じですが、現代のネイキッドバイクの様なスポーツ感はありません。

そのため、走行性能やスピードを求めるのではなく、街中をオシャレに走るバイクとして人気です。

400cc おしゃれなバイク

CB400SS(HONDA)

オレンジ 250ccバイク

ST250(SUZUKI)

また、「クラシックバイク」の中で圧倒的な人気を誇っているのがYAMAHAの「SR400」です。

30年以上ほとんどデザインを代えずに生産されているにも関わらず、毎年売上台数トップ10にランクインするほどの人気を誇っています。

400ccのおすすめバイク

SR400(YAMAHA)

ビッグスクーター

ビッグスクーター 人気

50ccのスクーターをそのまま大きくしたデザインのバイクが「ビッグスクーター」です。

ビッグスクーターの利点は何と言っても実用性。

  • 大きな積載スペース
  • 楽な乗車姿勢
  • オートマのため運転も簡単

と、利便性を考えればこれ以上はありません。

ビッグスクーター おすすめ

スカイウェイブ250(SUZUKI)

ビッグスクーター 155cc

マジェスティS(YAMAHA)

そんなビッグスクーターの中でも特に人気が高いのは「フォルツァ」や「マグザム」と言った、250ccで車格の大きいもの。

さらに、ノーマルではなく徹底的にカスタムを重ねたバイクが人気です。

250cc ビッグスクーター

フォルツァ(HONDA)

ビッグスクーター おすすめ

マグザム250(YAMAHA)

バイクに関するよくある質問

250cc 400cc おすすめ

ここからは、過去に頂いた質問に回答していきます。

場合に依っては随時追加していきますので、気になることがあればコメント欄にどうぞ。

人気のバイクは何?

2016年の新車売上台数ランキングトップ10は、

【1位】YZF-R25(YAMAHA)

初心者向けバイク 250cc

YZF-R25(YAMAHA)55万円〜

【2位】PCX150(HONDA)

150cc スクーター

PCX150(HONDA)32万円〜

【3位】マジェスティS(YAMAHA)

ビッグスクーター 155cc

マジェスティS(YAMAHA)34万円〜

【4位】Ninja250

250cc フルカウルバイク

ninja250(KAWASAKI)

【5位】セロー250(YAMAHA)

オフロードバイク 250cc

セロー250(YAMAHA)50万円〜

【6位】CB400SF(HONDA)

400CC 初心者

CB400SF(HONDA)76万円〜

【7位】YZF-R3(YAMAHA)

青のツアラーバイク 400cc

YZF-R3(YAMAHA)63万円〜

【8位】フォルツァSi(HONDA)

ビッグスクーター 人気

フォルツァSi(HONDA)55万円〜

【9位】GSR250(SUZUKI)

スズキのネイキッドバイク

GSR250(SUZUKI)45万円〜

【10位】CBR400R

スーパースポーツ 400cc

CBR400R(HONDA)69万円〜

以上になっています。

新車と中古車どちらが良いですか?

予算に余裕があるなら新車が無難です。

言うまでもなく、故障などのトラブルは新車の方が圧倒的に少ない。

そのため、予算に余裕があり、現行車両(新車で販売されている)が欲しいのであれば新車を選ばない理由はありません。

普通二輪バイク 400cc

CB400SB(HONDA)

ただ、繰り返しになりますが、バイクは中古市場が非常に豊富で、中古で買う人の方が圧倒的に多い乗り物です。

故障などが気になるところですが、

  • 年式(15年前まで)
  • 走行距離(2万キロまで)

以上2つを意識しておけば、大きなハズレを掴まされることはありません。

250cc クラシックバイク

250TR(KAWASAKI)

スズキのネイキッドバイク

GSR250(SUZUKI)

◯◯は速いですか?

本当の意味で「速さ」を追求するのであればいろいろと基準はありますが、高速巡航(時速80km)までならどのバイクでも問題ありません。

初心者の方にも分かりやすいようにあえて曖昧な言い方で解説すると、

時速100kmになると、「250ccの速くなさそうなバイク」では苦しくなります。

オレンジ 250ccバイク

ST250(SUZUKI)

アメリカンバイク 250cc

ドラッグスター250(YAMAHA)

時速120kmになると、「250ccの速そうなバイク」「400ccの速くなさそうなバイク」が苦しくなります。

250cc フルカウルバイク

ninja250(KAWASAKI)55万円〜

400cc アメリカンバイク

ドラッグスタークラシック400(YAMAHA)

「400ccの速そうなバイク」なら時速120kmでもある程度余裕があります。

フルカウルバイク 400cc

ninja400(KAWASAKI)

普通二輪バイク 400cc

CB400SB(HONDA)

もちろん全てのバイクに当てはまる訳ではありませんが、上記が大体の目安です。

一般的に買う可能性があるバイクで、高速巡航(時速80km)が厳しい中型バイクは「TW」と「バンバン」くらいです。

250cc おすすめ

TW225(YAMAHA)

400cc おすすめ

バンバン200(SUZUKI)

初心者はカワサキを避けるべき?

「カワサキのバイクはすぐ壊れる」

バイク乗りの間では常識のこんな噂ですが、これは過去の話です。

確かに十数年前のカワサキのバイクは酷いものでした。

しかし、現在のカワサキの人気車種「Ninja250」や「Z250」などに不備はほとんど起こっていません。

逆を言えば、15年以上前のカワサキ製のバイクを購入するときは注意した方が良いでしょう。

400cc ツアラー

ZZR400(KAWASAKI)

カウルって効果あるの?

めちゃくちゃあります。

「カウル」とは、空気抵抗を減らすために付けられるカバーのこと。デザインの好みが分かれるため、一部のバイクではカウルの有無だけで車種名が分けられています。

VTR 大学生

VTR250(HONDA)

ハーフカウル 250cc

VTR-F250(HONDA)

体感として、時速80キロ前後までは、さほど意味がない。

ところが、100キロを超えたあたりからカウルなしの走行はかなりキツくなります。例えば、「CB400SF」の方がエンジンは高性能ですが、高速でラクなのは「Ninja250」です。

400CC 初心者

CB400SF(HONDA)

250cc フルカウルバイク

ninja250(KAWASAKI)

逆を言えば、高速を走る予定がないのならカウルは不要です。

まとめ

「好きなものに、乗る」

これがバイク購入の大原則です。

ただ、それでも悩んだときは、今回の記事を参考にしてみてください。

また、「大学生人気の高いバイクの解説記事」「女子にモテる中型バイクの解説記事」「大きく見える250ccバイクまとめ」も公開しているので、興味のある方はこちらもどうぞ。

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